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「教育」が「IT化」によってどのように変化するのか定点観測するwebサイト
現在、教育現場でIT化が進んでいます。
「koedo」は、教育現場に携わる方の声(koe)とアクション(do)を記録するために立ち上げたwebサイトです。
季刊誌「koedo」につきまして
「koedo」は、掲載中の記事を1冊にまとめ、季刊誌「koedo」として発刊しています。
また、2021年夏休みに「koedo」を運営している株式会社ジオグリフが企画・運営に携わった「SENRIプロジェクト Summer Camp!!!」において行われた各授業の工夫等を、高校生や大学生に執筆体験をしていただいていました。
2021年秋、「koedo 増刊号」として発刊したものを、現在、ダウンロードできます。
季刊誌「koedo」にご興味がある方は、ぜひ、株式会社ジオグリフにお問い合わせください。

ご卒業おめでとうございます!

今年も卒業シーズンがやってまいりました。
すでに卒業式を終えた方も、これから卒業式を迎える方も、ご卒業おめでとうございます。
話を「卒業」より前の「受験」にまで戻してしまいますが…。
平成初期ごろまでは、入試に合格することを「サクラサク」と言っていました。
いまでも、使っているのでしょうか…?
漢字ではなく、すべてカタカナを使っているのは、受験の合否を電報で伝えていたころの名残だと言われています。
インターネットという便利なモノがなかった時代。
大学の合否は校内に設けられていた掲示板を見に行くか、大学から通知の案内が郵送で届くのが当たり前でした。そんなときに、遠方からの情報をもっとも早く伝えていたのが「電報」です。
現在では、漢字も平仮名も使えますが、昭和30年代ごろにはカタカナでしか電報を打てず、しかも文字数によって値段が変わるため、必要最低限の文字数で合否を伝える必要があったのだと言います。
合格を伝える言葉として「サクラサク」がもっとも有名ですが、大学によって特徴のある言葉を使っていることもあったそうです。たとえば東京大学は、合格を伝えるときは「アカモンヒラク(赤門開く)」、不合格を伝えるときは「イチョウチル(イチョウ散る)」…。
情報過多な時代、調べたことがすべて真実だとは限りませんが…。
普段何気なく使っている言葉の由来を調べてみると、意外な気付きがあったりします。
お時間があるときにでも、ぜひ、気になっている言葉の由来でも調べてみてはいかがでしょうか?

「りょ」。この言葉を最初に目にしたのがいつだったかは覚えていないが、意味がわからず困惑したのは覚えている。調べてはじめて「了解」の略だとわかった。

ビジネスパーソンを対象に敬語と日本語の講座を開催していた。社会人としてふさわしい言葉の基礎知識を身に付けてもらうという内容でお話ししていた。その中でも特に私が熱く語っていたのは、「大丈夫」であった。

インターネットで「人類最大の発明」と検索すると、実に様々なものが出てくるが、私は何と言っても「言葉」ではないかと思っている。