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「教育」が「IT化」によってどのように変化するのか定点観測するwebサイト
現在、教育現場でIT化が進んでいます。
「koedo」は、教育現場に携わる方の声(koe)とアクション(do)を記録するために立ち上げたwebサイトです。
季刊誌「koedo」につきまして
「koedo」は、掲載中の記事を1冊にまとめ、季刊誌「koedo」として発刊しています。
また、2021年夏休みに「koedo」を運営している株式会社ジオグリフが企画・運営に携わった「SENRIプロジェクト Summer Camp!!!」において行われた各授業の工夫等を、高校生や大学生に執筆体験をしていただいていました。
2021年秋、「koedo 増刊号」として発刊したものを、現在、ダウンロードできます。
季刊誌「koedo」にご興味がある方は、ぜひ、株式会社ジオグリフにお問い合わせください。

ご卒業、おめでとうございます。

卒業シーズンです。
もう、卒業式が終わった方もいらっしゃるでしょうか。
3年前の今ごろは、今まで経験をしたこともない「学校の一斉休校」という事態に陥り、落ち着かない日々を過ごしていました。
卒業式や卒園式は急遽中止されたり、保護者は画面越しに見るだけだったり…。
その後、4月7日に東京、大阪、福岡など大都市圏発出された「緊急事態宣言」は、4月16日には全国に拡大されました。
学校が再開してからも、マスク着用が義務付けられ、なにかするたびに手指の消毒。
そして、これまで経験したことのないオンライン授業や、対面授業とオンライン授業を同時に行うハイブリッド型授業が始まったのです。
あれから3年。
今年、無事に卒業式を迎えられた皆さま。
ご卒業、おめでとうございます。新たなステージでのご活躍を応援しております。

今まで経験をしたこともない「学校の一斉休校」という事態が起きた。まず、お母さんを安心させるため、塾の開講時間を変更する旨をすぐに一斉にメールで伝えた。その日のうちに対応できるのは、個人塾ならではの柔軟さである。

2020年4月。学校の休校も延長され、新1年生は入学式も延期、学校再開の目途も立たない状態だった。塾が対面で授業できなくなるのも時間の問題だ。完全オンライン授業に向けての準備を始めることにしたのだが……。

オンライン授業については、「成果が出ない」「学力は上がらない」などとも言われている。しかし、詰まるところ「やり方次第」。ただ単に動画を見るだけでは、そりゃあ子供たちは集中もできなければ、面白くもないだろう。

ついに、私の塾の8割が通っている中学校から新型コロナウイルス感染症の陽性者が出てしまった。なんと休校措置はなし。該当クラスのみの学級閉鎖ということだった。受験生を預かる身としてはかなり不安。