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2023年6月6日

「教育」が「IT化」によってどのように変化するのか定点観測するwebサイト

現在、教育現場でIT化が進んでいます。
「koedo」は、教育現場に携わる方の声(koe)とアクション(do)を記録するために立ち上げたwebサイトです。

季刊誌「koedo」につきまして

「koedo」は、掲載中の記事を1冊にまとめ、季刊誌「koedo」として発刊しています。

また、2021年夏休みに「koedo」を運営している株式会社ジオグリフが企画・運営に携わった「SENRIプロジェクト Summer Camp!!!」において行われた各授業の工夫等を、高校生や大学生に執筆体験をしていただいていました。

2021年秋、「koedo 増刊号」として発刊したものを、現在、ダウンロードできます。

季刊誌「koedo」にご興味がある方は、ぜひ、株式会社ジオグリフにお問い合わせください。

koedo増刊号
koedo増刊号「SENRIプロジェクト Summer Camp!!!」レポート

疑問を深掘りしていくと…「STEAM教育」にたどり着く

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週間天気予報に曇りの日が多くなってきました。
関東では、梅雨入りまでのカウントダウンが始まっている気がします。

いま、世界的に「STEAM教育」が注目されています。
日本でも文部科学省がSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、教科等横断的な学習を推進しています。

「STEAM」と聞くと、なにやら難しく聞こえてしまいますが、疑問に思ったことを深掘りしていくと、自然に教科横断型になっていきます。

たとえば…。

koedoで以前に掲載した【STEAM教育と特別展「宝石」】では、「宝石はどうやって光っているんだろう」という疑問を調べていくうちに地学、物理学、美術、技術…と気が付いたら教科を横断していました。

自分自身で調べることで記憶に定着しやすくなり、達成感を覚えることもできます。
外出するのも億劫になるこの時期、疑問を疑問のままにせず、自分自身で調べてみてはいかがでしょうか…。

特別展「宝石」展示風景

人が宝石を身に付けるようになったのは、紀元前まで遡ることができ、古代エジプトのファラオの墓から、トルコ石やラピスラズリといった宝石が副葬品として発掘されています。宝石は、光の加減によって美しさを変えていきます。宝石を「美しい」と思うのはどうしてでしょうか。

特別展「宝石」展示風景

宝石の原石は地中で形成されます。
たとえば、現在見つかっているダイヤモンドの一番古いものは45億年前、一番新しいものでも1億年ほど前に形成されたものだと言われています。宝石はマグマの中という熱気の中で高い圧力がかかることで形成され…

特別展「宝石」展示風景

展示を見て歩くと、同じ鉱物の宝石であっても、その色の豊富さに驚かされます。同じ宝石なのに、どうしてこれほど多彩な色があるのでしょうか?
宝石の色の原因となっているものは、大きく分けて次の2つあります。

特別展「宝石」展示風景

宝石の原石はどこで採れるのでしょうか?
宝石の原石は噴火や地殻運動などで地表近くへ運ばれてきた母岩を含む地層である「一次鉱床」、地表へと出てきた母岩が雨や風で運ばれて川底や海底に堆積し地層である「二次鉱床」から採掘されます。

特別展「宝石」展示風景

宝石の起源は古く、古代エジプトのファラオの墓からも副葬品としてトルコ石やラピスラズリが発掘されています。
ヨーロッパでは、宝石はどのように変化していったのでしょうか。

Posted by traceon-e